例えば、「ハイピッチ・ショートジャーク(スパイラルジャーク)」にも言えますが、ジグの初速を可能な限り速め、立ち上りからジグを水平に回転させることが効果を生みます。ただしこの場合、リールの一回転のリトリーブが90cm前後となってしまい、上下の動きに弱い魚たちは瞬間的に下から上に移動してしまうジグに反応しきれず、ついていけない場合があります。このケースは、特にサイズが大きくなりスレた魚に多く見受けられます。そこで、1秒間に1回というスローなテンポで、ひとシャクリでハンドル1/3回転、1/4回転という20〜30cmのリトリーブでもジグを真横に向けることができるロッドが必要になりました。しかし、従来の発想のロッドでリールをゆっくりリトリーブすると、ジグがオモリと化してしまい、スピードの変化も出せず、ジグも動きませんでした。なんとしてもスローテンポのショートリトリーブでジグを横にできるロッドが…素早い初動と明確な静止が得られ、ジグのスピードを自在に変化させられるロッドを追求した結果、ポセイドンシリーズ最長の開発期間、最多の試作数を経て理想のスロージャークロッドの完成に到りました。しかも、これほどまでに細身・軽量・高感度でありながら、従来の常識を覆すほどの破断強度を示したことは、正直なところ予想外の驚きであり、喜びでした。短い移動距離で確実にジグを操り、今まで口を使わなかった魚に新たなアプローチ。「ポセイドン・スロージャーカー」シリーズ。ジグを操る悦びを感じてください。
中深海を繊細に、綿密に攻略するため、シリーズの中でも最も感度重視に仕上げられたスロージャーカー603-5モデル。4ozモデルと6ozモデルの間を埋め、水深200〜300mの中深海の釣りに最高のポテンシャルを発揮します。
中深海を繊細に、綿密に攻略するため、シリーズの中でも最も感度重視に仕上げられたスロージャーカー603-5モデル。4ozモデルと6ozモデルの間を埋め、水深200〜300mの中深海の釣りに最高のポテンシャルを発揮します。